長戸大幸氏によるBeingアーティストの命名由来

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<<   作成日時 : 2014/02/10 18:41  

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先月号でも取り上げましたように、長戸大幸プロデューサーがアーティストをデビューさせる際の三大要素として、“歌い方”“写真”“名前”を挙げています。これは長戸プロデューサーの重要な仕事でもあります。
それでは、今月号も、アーティストの名前とその由来等について、説明していきましょう。

【DIMENSION】
DIMENSIONは、レコーディングやライヴで活躍していたミュージシャン3人で結成したインストゥルメンタル・グループ。増崎孝司さん(Gt.)は、浜田麻里さん、宇徳敬子さん等、小野塚晃さん(Pf.)はTUBE、渡辺貞夫さん等、勝田一樹さん(Sax.)は、織田哲郎さん、TUBE等、各々様々なアーティストのレコーディング、ライヴ・サポートをしており、増崎さんは渚のオールスターズやB.B.クィーンズのメンバーでもあります。そして3人ともZARDのレコーディングには欠かせないメンバーでした。
DIMENSIONは、英語で[3次元]等を表す[次元]がバンド名の元になっています。1992年にミニアルバム『Le Mans』でデビュー、2013年9月に26枚目のアルバム『26』をリリース、まさに記録的な多次元の世界に突入しています。

【KIX・S】
浜口司さん(Vo.、作詞担当)、安宅美春さん(Gt.、作曲担当)のユニットで、1991年にアルバムでデビュー。その後リリースされた1stシングルの「また逢える…」は大ヒットしました。
実は、2人が所属していた渡辺プロダクションのオーナーが経営していた渋谷のカフェの名前が[キックス]で、長戸プロデューサーは初めて彼女達にこのお店で会った際に、プロデューサーが好きだったポール・リビア&ザ・レイダーズ(60年代に活躍したバンド)のヒット曲「キックス」を思い出して、それで命名しました。勢いのあるロックっぽい響きを持つ名前ですし、kick=蹴る、という力強さのイメージも加わっています。

【MANISH】
前身は4人組のDALIで、テレビ朝日のアニメ「美少女戦士セーラームーン」のオープニング・テーマ「ムーンライト伝説」は大ヒットしました。MANISHは4人のうちの高橋美鈴さん(Vo.、作詞担当)、西本麻里さん(Key.、作曲担当)で組んだユニットで、1992年にデビュー。「声にならないほどに愛しい」「もう誰の目も気にしない」等のヒット曲があります。
MANISHは、男の子っぽいという意味の[mannish]が語源になっています。

【FEEL SO BAD】
ZARD、WANDS、T-BOLAN、愛内里菜さん始め、数多くの作品(作詞・作曲)を提供している川島だりあさん(Vo.)が、倉田冬樹さん(Gt.)と1992年に結成。翌年大橋雅人さん(Ba.)、山口PON昌人さん(Dr.)が加入してバンド編成となりました。「バリバリ最強No.1」等のヒット曲があります。
英語の意味は[気分をとても悪くする]。長戸プロデューサーは特にロックに関しては、先月号でも取り上げたように、あえてマイナス・イメージのフレーズをバンド名に持ってくる事があります。

【TWINZER】
ZARD、T-BOLAN等の様々なアーティストのコーラスをして、自身でもロックやR&BのVocalとして活動してきた生沢佑一さん(Vo.)が、元BLIZARDの松川RAN敏也さん(Gt.)と2人で結成して、1992年にデビュー。2ndシングルの「OH SHINY DAY」は大ヒットしました。
TWINZERは、サーフボードのヒレの部分を指しており、米国西海岸のロックを想起させるバンド名になっています。メンバーは松川さんが抜けた後、黒瀬蛙一さん(Dr.)、満園庄太郎さん(Ba.)、関将さん(Gt.)、K-A-Z-さん(Gt.)が加入していました。

【DEEN】
長戸プロデューサーは、DoCoMoのCM用ソングとして完成させた「このまま君だけを奪い去りたい」(作詞:上杉昇さん、作曲:織田哲郎さん、編曲:葉山たけしさん)を歌うシンガーを探していました。色々なアーティストに歌ってもらった所、新人の池森秀一さんが最も楽曲に相応しいと長戸プロデューサーが判断、池森さんと山根公路さん(Key.&Cho.)でDEENを結成、1993年3月に「このまま君だけを奪い去りたい」でデビュー、大ヒットしました。他に「瞳そらさないで」「翼を広げて」等数多くのヒット作品があります。
バンド名は言葉の響きで付けられました。裏の意味として、1950年代に大人気だった米国俳優のジェームズ・ディーン(映画『エデンの東』『理由なき反抗』等に出演し、若者の鬱屈や反逆を表現した俳優として有名)を意識しています。
DEENはその後メンバー・チェンジをして、宇津本直紀さん(Dr.)と田川伸さん(Gt.)が94年から加入、田川さんは現在も池森さん、山根さんと3人で活動を続けています。

【FIELD OF VIEW】
浅岡雄也さん(Vo.)、小橋琢人さん(Dr.)、小田孝さん(Gt.)、安部潤さん(Key.)の4人で1994年にviewとしてデビュー、翌年FIELD OF VIEWと名前を改めてから、「君がいたから」「突然」「DAN DAN 心魅かれてく」等の大ヒット曲を輩出し続けました。
長戸プロデューサーは当初[視野]という意味の名前を付けましたが、再スタートするにあたり、彼らのイメージから頭文字をFにしようと思いつき(先月号でも取り上げましたが、長戸プロデュース方針として、ロック的な方向で出す場合は、B、Z、Gなど破裂音を頭文字に持ってくる事が多いです)、そこから名前をFIELD OF VIEW、すなわち[(イギリスの荒野に)壮大に広がるサウンド]を想起させるバンド名にしました。
安部さんが脱退した後に新津健二さん(Ba.)が加入、解散した2002年まで4人で活動しました。[BEING LEGEND LIVE Tour 2012]では、小田さんを除く4人が再びFIELD OF VIEWとして参加しました。

【PAMELAH】
PAMELAHは水原由貴さん(Vo.、作詞)、小澤正澄さん(Gt.、作曲・編曲)のユニット。ダンス・グルーヴとロックを融合させた先駆者でもあります。「LOOKING FOR THE TRUTH」「SPIRIT」等のヒット曲があります。
PAMELAHというと、その発音からパメラ・アンダーソン等、英語圏の女性の名前を想像しますが、実は60年代を中心に活躍した女優、パメラ・ティフィン(映画『ビッグ・トレイル』『動く標的』等に出演)が源流になっています。また当初はデボラという名前も候補に上がっており、これもブロンディのVocalのデボラ・ハリー(「Heart of Glass」「Call Me」等の大ヒット曲があり、ZARDの坂井泉水さんは「Call Me」をパン工場で披露しています)ではなく、20世紀半ばの大女優、デボラ・カーを意識したネーミングでした。

Being Works  第25回 番外編 アーティストの名の由来 vol.2
text by Hiroshi Terao

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